【令和7年度・ 校長あいさつ】
2025年4月10日 14時45分
~児童生徒が、地域社会の一員として、自分らしく「社会に踏み出すための力」を育みます~
石川支援学校は、小学部・中学部・高等部を設置しており、知的に障がいのある児童生徒のための教育を行う学校です。
教育目標として、「自ら考え進んで学ぶ子」「みんなと仲良くがんばる子」「社会に踏み出す元気な子」を掲げました。児童生徒が将来にわたり、自立し社会参加ができるよう、教職員が一丸となって学校教育を推進してまいります。
令和7年度「学校経営・運営ビジョン」に示した、学校教育目標を具現化するための柱は、「学びの変革と、心の教育の推進」「キャリア教育の充実と、自己実現の推進」「地域との連携と、安全な教育環境整備の推進」です。(詳細は、「令和7年度 学校経営・運営ビジョン」を参照ください。)
児童生徒が、社会に踏み出すための力をしっかりと身に付けていけるよう、この3つの柱を基に、きめ細かな指導に努めてまいります。地域の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
『学校作りにあたって』
今年度、本校は小学部29名、中学部30名、高等部74名 計133名の児童生徒が在籍しております。
本校では、未来を創る子供たちを育てるために、教職員の力(チームの総合力)を最大に生かしながら、生き生きと教育実践をしてきたいと考えます。
そのために、「本校ならでは」の教育方針(下記の4点)を掲げて、学校経営をいたします。(令和7年度 学校経営・運営ビジョンに沿って)
① 児童生徒の主体的な学びを育む学校をめざします。
・教師の専門性の向上、自立活動の視点を生かした授業作り、見方・考え方を働かせた授業改善
・情報活用能力(ICTの活用)の向上と、「個別最適な学び」「協働的な学び」「探究的な学び」の充実
・キャリア教育の推進
②児童生徒の人権を守り、安全で安心できる教育環境を整え、地域社会や保護者から信頼される学校をめざします。
・性に関する指導、いじめ防止、SNS等の被害防止等の推進し、命を守る教育と人権
・児童生徒の多様性とその価値観を認め、協働する態度を育成する。
・将来にわたる道徳的判断力を作り出す「発達支持的生徒指導」の充実に努める。
・地域社会と協働し、安全で安心な社会作りに貢献する意識を育てる。
③教職員が常に学び続け、能力を発揮できる「学校の在り方の変革」に取り組む学校をめざします。
・教師の能力を開発し、専門性を向上させる。
・働き方を改革し、心身共に健康で、児童生徒に質の高い教育を提供する。
④学校や地域社会が連携し、Well-being(一人一人の多様な幸せと社会全体の幸せ)と共生社会を実現する学校をめざします。
・地域の学校や関係機関との連携を強化し、相談・支援体制の構築と特別支援教育や
・児童生徒の自立と社会参加を目指し、一人一人の進路の実現を目指す。
・本校の「学びの変革」「学校の在り方の変革」を推進し、透明性のある学校教育を広く発信する。
~ 本年度も、職員一同 ~
を合言葉に、日々の実践、学校作りを推進してまいります。
よろしくお願いいたします。
校長 田中 久美子